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日美40年記念 特別アンコール
「私と芹沢銈介 作家・版画家 池田満寿夫」|NHK 日曜美術館
芹沢銈介 ことし、放送開始から40年目を迎えた日曜美術館。それを記念して、これまで放送した回からよりすぐりの番組を、特別アンコールでお届けします。いままでに「アトリエ訪問 岡本太郎」「私と鳥獣戯画 手塚治虫」「私と八木一夫 司馬遼太郎」「私とルドン 武満徹」を放送してきました。今回は、作家・版画家の池田満寿夫さんが染色家の芹沢銈介(せりざわけいすけ)の魅力を存分に語った番組。放送されたのは1983年7月です。 芹沢銈介(1895~1984)は、民藝運動の柳宗悦に共感し、運動に参加。沖縄の紅型(びんがた)を修得、研究し、独自の型絵染を確立します。その技は、着物、のれん、絵本、家具など幅広く、1956年には、重要無形文化財の保持者(人間国宝)に認定されました。 池田満寿夫さん(1934~1997)が、芹沢の作品にいかに魅力を感じるか、「いつも気持ちがいい」「優しさがあふれている」「創ってそれを使う喜びは、文明である」といった言葉で、じっくりと語ります。都内の芹沢のアトリエでの型絵染めの制作風景、インタビューも登場。芹沢の亡くなる前年の貴重な番組です。